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2022年7月にオープンした秩父市の「番場おおそね」は、秩父神社の参道である番場通りに佇む、築150年以上の古民家を改装したセルフスタイルホテルです。
今回は招待いただき宿泊してきましたので、部屋や館内、食事の様子をご紹介です。
目次
秩父市のホテル、番場おおそねについて
アクセス方法は、西武鉄道「西武秩父駅」より徒歩5分、秩父鉄道「御花畑駅」より徒歩3分。池袋駅から西武秩父駅までは特急で1時間17分と、都内からのアクセスも便利です。
番場おおそねの周辺は、国の登録有形文化財に指定されている大正から昭和初期の建築物が10軒以上並ぶ人気観光スポット。訪れた日も地図を片手に散策する観光客の姿が見られました。
通りに面した1階はホテルフロントと観光案内所を兼ねており、宿泊スペースは宿泊者のみ入館できます。
ルームキーはなくチェックインから部屋の入室、チェックアウトまでPIN(暗証番号)を入力するセルフスタイル方式です。
全6部屋の客室にはフリーWi-Fi完備。建物は経年による劣化を修復し、耐震補強を備え改装されています。
番場おおそね部屋タイプ
部屋に合わせて1名から5名まで利用でき、家族や友人、カップルなどシーンに応じて宿泊できます。
1階101号室・102号室はベッド2台で2人まで利用可能。枯山水風の庭が広がる縁側付きで、ベットの上から外の景色を眺めながらゆったりとくつろげます。
風格ある梁や柱や職人の技術が光る欄間、木格子のガラス戸などは古民家当時のまま。長年大切に使われてきた建具が美しく、部屋の中で存在感を放ちます。
2階の部屋は旧家の小屋組(屋根を支えるために設けた骨組みのこと)を活かし改装し、ベッド2台に布団1組〜2組が敷ける広さ。古民家の風情を残しつつ、新品の縁なし畳がモダンな空間を作り出しています。
1階フロント横の103号室は蔵を改装した1階リビング、2階ベッドルームというメゾネットタイプの部屋。重厚な蔵の扉をくぐり、中へ入っていきます。
2階へ続く階段にはテレビ台を兼ねた「箪笥階段」が使われ、上るたびにワクワク感をかき立ててくれます。
2階の吹き抜けからは1階の様子が伺え、他の部屋と比べると豪華な印象。ベッド3台とソファーベッド2台が利用でき、5名まで宿泊可能です。
部屋の設備は、テレビインターネット接続(無線LAN形式)、湯沸かしポット、冷蔵庫ドライヤー、洗浄機付トイレ、石鹸(液体)、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、ハミガキセット、バスタオル、くつろぎ着の作務衣、金庫など。
貸切風呂
宿泊者は1階の貸切風呂が無料で利用できます。
時間は15:00〜23:00と6:00~9:00の間、1組40分以内となっています。
床に敷かれた檜の香りがほっとさせてくれる造りです。
脱衣所には洗顔フォーム、化粧水、乳液、ドライヤー、くし、コットンなどが置かれ、タオルは部屋から持参します。
朝食はラウンジで軽食
食事は朝食のみで、パンとコーヒー、ジュース類の軽食が付き。時間は8:00〜10:00までラウンジでいただきます。
1階ラウンジにパン、ジュース、コーヒー、ヨーグルトが置かれ、セルフスタイルで用意する軽朝食。パンを温めるトースターも置かれています。
周辺は飲食店が多いので、ご当地グルメや地酒を求めて飲みに出かけるのもよさそう。
秩父の街歩きや観光を楽しんだ後に風情が感じられる宿でゆっくり過ごしたいときにおすすめです。
番場おおそね 施設情報
- 住所:埼玉県秩父市番場19-2
- 電話番号:0494-53-9277
- 電車でのアクセス:西武鉄道「西武秩父駅」より徒歩5分/秩父鉄道「お花畑駅」より徒歩3分
- 駐車場:6台(1泊税込1200円・要予約)
- チェックイン/アウト:15:00/10:00
- 公式サイト: