行田市では水田をキャンバスに見立てた「巨大田んぼアート」が見頃を迎えています。
地上50mの展望タワーから見学してきた様子をご紹介します。
目次
ギネス認定!行田市の巨大田んぼアート
行田市では、2008年から田んぼアートを開始。2015年には「世界最大の田んぼアート」としてギネス世界記録に認定されています。
2021年のデザインは『田んぼに甦るジャポニスム~浮世絵と歌舞伎~』。
6月に約500名の公募ボランティアにより田植えされました。
約2.8ヘクタールの水田に葛飾北斎の浮世絵をモチーフにした富士山と白波、隈取りをした歌舞伎役者を緑、黒、白、赤色の稲で描いた豪快な作品です!
田んぼアートは色彩を変化させながら、稲刈りが行われる10月中旬まで楽しめます。
田んぼアートの測量資料も展示されていました。細かいところまで表現され見事です。
歴代の田んぼアートも紹介
展望台には歴代田んぼアートの写真も展示されています。
初期の頃から近年のアートを比較すると、年々技術が向上し、より鮮やかに繊細に表現されています。
▼過去の主な田んぼアート
- 2019年:ラグビー日本代表応援田んぼアート
- 2018年:大いなる翼とナスカの地上絵
- 2017年:TBS日曜劇場『陸王』
- 2016年:ドラゴンクエスト
- 2015年:未来へつなぐ古の軌跡
- 2012年:のぼうの城