東北自動車道の羽生PA上りは「鬼平犯科帳」の世界を表現したテーマ型PA「鬼平江戸処(おにへいえどどころ)」として人気です。
こちらの記事では、羽生PA上りの店舗情報や施設について紹介していきます。
▼羽生PA下り(パサール羽生)の施設情報はこちら
目次
羽生PA上りへのアクセス・一般道からの行き方
羽生PA上り線は、羽生ICから下り方面に1.2kmほどの位置。佐野SAと蓮田SAの間にあります。
一般道の駐車場の住所は「埼玉県羽生市弥勒字五軒1559」です。
PA裏側の一般道からも入場可能で、専用駐車場が用意されています。
今回は高速に乗らず、羽生市方面から一般道で行ってきました。

ナビを設定し東北自動車道の側道を群馬方面へ走行すると、お客さま駐車場の看板が見えてきます。駐車場の営業時間は7:00〜22:00です。

駐車場は無料です。普通車24台分用意されていました。

駐車場とは別にバイクと自転車の駐車スペースもあります。

一般道から入る場合は、専用入場口が用意されています。入口は駐車場からすぐの場所です。

こちらから入場できる時間は、7:00〜22:00までです。羽生PAの営業時間とは異なるのでご注意ください。
羽生PA上り鬼平江戸処について
鬼平江戸処は2013年12月に開業。以前は一般的なパーキングエリアでしたが、池波正太郎氏の人気小説「鬼平犯科帳」の世界観を表現したテーマ型PAとして、リニューアルオープンしました。
コンセプトは「心のふるさと、江戸の世界にタイムスリップ」。
江戸の世界にタイムトリップし、江戸の魅力を大いに楽しんでほしいという思いが込められています。

一般道の入場ゲートをくぐると、高速道路からの進入と同じエリアとなります。風情ある江戸の雰囲気満載です!
鬼平江戸処では、鬼平こと、長谷川平蔵信以(のぶため)が生まれた1745年から、江戸庶民が最も華やいだといわれる1829年あたりの時代を史実に基づいて再現しています。

なぜ羽生に鬼平江戸処が?と疑問だったのですが・・・羽生PA近くの栗橋(久喜市)にはかつて日光街道が利根川を越える要地として関所が置かれていました。
そこで羽生PA(上り)を東京(江戸)への入口と考え、鬼平江戸処が作られたのが理由だそうです。

正面には、日本橋大通りをイメージした建物が並び、江戸の住人がひょっこり登場しそうな街並みです。
奉行所の高札や火の見櫓(ひのみやぐら)など、時代に合わせたものも設置され、時代劇のセットのよう!

こちらに並ぶ江戸の大店(おおだな)は、鬼平犯科帳の作中で盗賊に押し入られた店を再現しています。
店舗・飲食店一覧

建物内に入る飲食店は、鬼平犯科帳の小説に登場するお店が多く、リアルな鬼平の世界を再現しています。
▼鬼平江戸処の店舗一覧はこちら
- 五鉄(軍鶏鍋)
- 本所さなだや(そば)
- 忠八(うなぎ)
- 弁多津(中華そば)
- 万七(江戸めし)
- 船橋屋(くず餅・甘味)
- 文楽焼本舗(人形焼き)
- みやげ処
五鉄は「鬼平犯科帳」で重要な舞台となっている軍鶏鍋屋。作中で登場する「一本饂飩(うどん)」を提供しています。
船橋屋は高速道路では初出店。有名なくず餅が羽生でも食べられるとはうれしいですね。

飲食店が並ぶ通りは、鬼平が歩いたという本所深川界隈の下町の様子をイメージ。
各店舗ではフードコートのように自販機で支払いをし、食事はセルフで持ち運びするようになっていました。

天井は江戸の空を表現し、15分ごとに昼夜の照明が入れ替わるという演出がされています。ほかにも、祭り太鼓や虫の声など季節による音声の演出もあります。

こちらは飲食スペース。テーブルのほかに、畳が敷かれた小上がりのスペースが用意されています。

外には文楽焼本舗(人形焼き)が出店しています。気軽に購入でき、小腹が空いたときによさそうです。

両国広小路をイメージしたお土産売り場です。「江戸」だけに東京のお菓子や佃煮を中心に販売しています。

江戸情緒たっぷりの羽生PA「鬼平江戸処」。ここが高速のPAということを忘れてしまいそうです。
羽生SA上り線(鬼平江戸処)施設情報
- 住所:埼玉県羽生市弥勒字五軒1686
- 電話番号:048-566-1215
- 駐車場:大型93台/小型175台
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