2018年11月9日、飯能市に北欧のライフスタイルを体験できるメッツァビレッジが開業します。
メッツァのコンセプトは、北欧のライフスタイルが体験できる場所。自然を身近に感じ、自分らしく過ごせる場所や時間を大切にしている北欧の文化を取り入れたテーマパークです。
オープン前に開催された内覧会を取材してきました。メッツァビレッジの見どころをたっぷり紹介していきます。
目次
飯能市にメッツァビレッジがオープン
メッツァビレッジがあるのは埼玉県飯能市。都心から電車を利用した場合は、池袋駅から飯能駅まで乗り換えなしで約50分、飯能駅からバスに乗り換えて約13分で到着します。
メッツァの入場料は無料。気軽に寄ることができるのもいいですよね。
入口から続く一本道は、まるで森の中を歩いているよう。森林の香りを感じながら進んでいきます。
埼玉県飯能市はメッツァがオープンする前から、北欧文化とつながりを持っている場所。
市内には、ムーミンの世界をモチーフにした公園「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」や公園内の北欧風カフェ「Cafe PUISTO(プイスト)」があります。自然豊かな土地なので、北欧の雰囲気を重ねやすいのかもしれません。
北欧雑貨や埼玉の名産品が揃うマーケットホール
一本道の先にあるのがマーケットホール。営業時間は10:00〜20:00です。
マーケットホールは1階がカフェと食品、2階が雑貨を中心に販売しています。
特に注目したいのが2階。北欧からの輸入雑貨や日本初店舗となるフィンランドのセレクトショップ「TRE(トレ)」が入っています。本場の北欧雑貨に囲まれて買い物を楽しむことができますよ。
「マリメッコ」や「イッタラ」など、日本でも人気の北欧ブランドも。マグカップ、食器、エプロン、雑貨が販売されています。
動物柄の食器やポップでカラフルな雑貨がずらり。見ているだけでワクワクします!
店員さんによると「これだけの北欧雑貨のブランドや商品数が揃うのはメッツァビレッジならではです!」とのこと。あれもこれも欲しくなってしまいます。
また、マーケットホールの1階では、地元の新鮮野菜や埼玉の名産品などを中心に販売されています。埼玉ってこんな名産品があったの?と知るきっかけにもなりそう。
名産品のコーナーには、埼玉銘菓として知られている草加せんべい、十万石まんじゅう、五家宝なども販売されていました。お土産に購入して帰るのもおすすめです。
養豚牧場運営から生産・販売まで一貫して行っている日高市のサイボクも出店しています。
メニューは、フランクフルト、ウインナーカップ、豚まん、ドリンクなど。小腹が空いたときにちょうどいいかもしれませんよ。
ヴァイキングホール
マーケットホールの隣はヴァイキングホール。1階と2階にカフェやスイーツ、レストランなどが揃う食のエリアです。
営業時間は10:00〜21:00。
1階の主なテナントは、フィンランドのカフェチェーン「ROBERT’S COFFEE(ロバーツコーヒー)」、「ハンバーグの時間」、「らーめんAFURI」など。軽食からお腹いっぱい食べたい時まで、その時の気分で選ぶことができるようになっています。
こちらはAFURIの「柚子塩らーめん」。柚子の香りがスープにたっぷり染み込み、すっきりとした後味でスルッといただけました。
「ONE MORE BITE」では熊本県から直送された牛乳を使用。濃厚なソフトクリームに焼き菓子やトッピングを乗せた贅沢なソフトクリームが人気です。
2階へも行ってみます!オープンサンド専門店「LAGOM(ラーゴム)」では、デンマークの伝統料理スモーブローが味わえますよ。
LAGOMのメニューは、スモーブローのランチボックスの1種類。メインのスモーブローの他に、スープとドリンクが付いています。
スモーブローセットはボックス入り。持ち運びも簡単です。
この日のオープンサンドイッチは、新鮮なサーモン&エビと、ブロッコリー&アスパラ。ライ麦を混ぜた薄切りパンの上には新鮮な素材が盛りだくさん。見た目が鮮やかで食欲もそそられます。
窓際に座って湖を眺めながら食事をすることもできます。2階から眺める景色はまた格別!
スモーブローセットは外へ持ち運ぶこともできます。園内は飲食自由なので、湖畔に座りピクニック気分で食べるのもよさそうですね。
天気がいい日は屋外レストランもおすすめ
キッチンカーが並ぶエリアでは、湖の目の前で食事をすることができます。北欧各国の料理やクラフトビールが味わえますよ。
キッチンカーのメニューは、ミートボールワッフル、デンマークホットドック、サーモンスープ、ホットワインなど。日本では見慣れない北欧料理が味わえるのもメッツァならではです。
店員さんおすすめのスウェーデン料理、ミートボールワッフルをいただきました。熱々のチーズを絡ませたミートボールがワッフルコーンに2つ。チーズの塩気とワッフルコーンの甘さが見事にマッチしています。
他にも、クラフトビール8種類セットも販売しています。家族や友人と一緒にビールの味を飲み比べるのも楽しいかもしれませんね。
ワークショップに参加してみよう
メッツァビレッジでは子どもと大人が楽しめるワークショップを随時開催しています。ワークショップに参加した様子を紹介します。
湖の前にある「ワークショップスペース」の中で行われていました。
建物内は広く、ワークショップで使用する絵の具や工具などが並んでいます。作業用の机やイスの形も北欧家具のようで、特徴的な形をしていました。
今回のワークショップは、スウェーデンの伝統工芸品「幸せを呼ぶ馬」といわれるダーラヘストの絵付け。馬の形をした木型に、筆を使って好きな色を塗っていきます。木型は飯能市の伝統工芸品、西川材を使用しまさに日本と北欧のコラボ。
メッツァビレッジでカヌー体験
メッツァビレッジの湖ではカヌーに乗ることができます。自然豊かな湖でさらに北欧気分を上げてみませんか。
まずはカヌーの受付から。ライフジャケットとカヌーを漕ぐときに使うパドルを貸してくれます。
カヌーには年齢制限はなく、未就学児でも乗ることができます。カヌーに乗れる機会なんて、日常でなかなかありませんから、子どもと一緒に体験してみるのもよさそうです。
カヌーに乗ったことのない人は緊張するかもしれませんが、ご安心を。カヌー経験者のスタッフさんが漕ぎ方を丁寧に教えてくれます。
スタッフさんによると、大人だけで乗る場合は3人までが限界だそう。今回は大人2人で乗りましたが、本当は1人で漕いだ方がバランスが保てるので良いという話でした。
乗り込むとゆらゆらとグラつき、カヌーから落ちてしまわないかと心配になりますが、慌てずに落ち着きましょう。最初はドキドキしながら漕いでいましたが、徐々に慣れてくるはず・・・!(私はそうでした)
湖の上で風に当たりながら浮かんでいると、自然と体がリラックス。何も考えず揺られて過ごすのが心地良くなってきます。
一人でのんびりとカヌーの上で過ごすのも、数人で楽しく漕ぐのもよし。自分らしい時間をカヌーの上で過ごしてみるのもおすすめです。
メッツァビレッジで過ごしてみた感想
穏やかな湖と森に囲まれた贅沢な空間。そんな場所で、北欧の食文化や雑貨に触れ、カヌーにも乗れるメッツァビレッジ。日本から、はるか遠い北欧の国々を少しでも体験することができる、魅力的なおでかけスポットでした。
屋外には居たる場所にベンチやテラス席が設置されています。日なたぼっこをしながら、のんびりとスローな時間を感じることも、北欧らしい贅沢な過ごし方のひとつ。
さらに、メッツァでは2019年3月にムーミンバレーパークもオープン。今後の展開も楽しみです。
メッツァビレッジ 施設情報
- 住所:埼玉県飯能市宮沢27-1
- 車でのアクセス:圏央道狭山日高ICから約12分/飯能駅北口から宮沢湖入り口まで約10分
- 電車でのアクセス:西武池袋線飯能駅北口からバスで13分
- 駐車場:平日1,000円/日(2時間まで駐車場料金は無料)、土日祝1,500円/日
※施設情報は取材時の内容です。最新情報は施設にお問い合わせください。