行田市は江戸時代後半から足袋を作りはじめ、昭和初期には全国の約8割の足袋を生産していた足袋のまちです。
全盛期には市内200軒ほどで足袋の製造・販売をしていましたが、年々減少し現在は6軒。
中でも柄足袋(がらたび)が人気の「創作足袋 千代の松」へ行ってきましたので紹介します。
目次
創業100年以上の足袋屋・千代の松
千代の松は行田市役所から北へ300メートルほどの場所にあります。駐車場は3台用意されていました。
千代の松は創業100年以上の足袋屋。現在は3代目ご夫婦が昔ながらの足袋造りを受け継ぎ、奥さまは埼玉県伝統工芸士の認定を受けるほどの職人さんです。
暖簾をくぐると、広めの玄関を利用したスペースに商品がずらりと並びます。
棚の上には足袋や取材を受けた写真などがたくさん並び、しばらく見入ってしまうほど。
日テレ「ぶらり途中下車の旅」、TBS「所さんお届けモノです!」、フジテレビ「有吉くんの正直さんぽ」等、数々のテレビや雑誌で紹介されています。
柄足袋とは、白足袋のような無地ではなく表地に柄が入った足袋のこと。
千代の松では20年ほど前から作り始めたそうで、矢がすり、水玉、さくら、市松など、おしゃれな柄が100種類ほど揃います。
足袋の良さと効果
足袋を履くと健康にもとても良いそう!足袋に期待できる効果でいわれているのがこちら。
- 血流を良くし冷え性の緩和
- 外反母趾を阻止
- むくみ予防
- 足裏のツボが刺激される
- 姿勢が良くなる
足袋を購入してみた
健康にも良いと知り試しに一足買うことに。足袋を購入するのは初めてなので、まずはサイズを測るところからです。
サイズが決まったらデザイン選び。倉庫には完成した足袋が箱詰めされ「これはどう?」とおすすめを出してくれます。
次から次に魅力的な柄足袋が出てくるので、一足を決めるのにかなり時間がかかってしまいました。どれも素敵な柄ばかりです。
そして、購入した足袋がこちら!
留め金具となるコハゼが4枚付き足にしっかりフィットします。親指と人差し指の間が程よく刺激され、履き心地は抜群です。
和装で過ごす機会はほぼありませんが、自宅でルームシューズとして使っています。
テレビで所ジョージさんが千代の松の足袋をスニーカーと合わせていたそうで、その履き方もおすすめされました。
値段は24.5cmまでが2,450円、25.0cm以上は2,650円(いずれも税込)。一般的な白足袋に比べると値は張りますが、思い切って一足購入してよかったです。
楽天市場でも購入できます
千代の松の足袋は通販でも購入できます。配送地域に関係なく送料無料となっていますので、サイズが決まっている場合は通販が便利です。
日本伝統の履き物である足袋。行田を訪れた記念やお土産にもおすすめです。
創作足袋 千代の松 店舗情報
- 住所:埼玉県行田市忍1-1-16
- 電話番号:048-564-0785
- 営業時間:9:00〜18:00
- 定休日:不定期