鴻巣市にある「埼玉県防災学習センターそなーえ」へ行ってきました。
災害体験や防災を学べる入館無料・予約不要の施設。子どもにも分かりやすく、家族で訪れるのにもおすすめです。
館内の様子や訪れた感想を紹介していきます。
目次
埼玉県防災学習センターそなーえのアクセス・営業時間
鴻巣市の国道17号線「袋」交差点近くです。
ショッピングモール「フジモール(ロピア)」の東側に位置し、隣は「埼玉県消防学校」があります。
営業時間は、9:00~16:30(入館は16:00まで)、休館日は月曜日です。
駐車場無料で20台ほど停められます。個人のほか、社会科見学で訪れる学校が多く大型バスも駐車可能です。
入口付近には消防車が停車しています。子連れの場合は撮影すると喜びそうですね。
埼玉県防災学習センターの展示は1階と2階です。
埼玉県防災学習センターの展示・防災体験
防災学習センターでは、展示見学や災害体験をしてきました。
※2021年時点、休止している施設があります。
入口からすぐの場所に料金返却式(100円))のコインロッカーがあります。荷物が多い場合は利用できます。
1階の見学は職さん員が説明しながら案内。
まず最初に「スイッチングシアター」で防災とはどんなことなのか?というような5分程度の映像を見ます。
森の動物たちが中心となり、地震が起きたらどうするのかを話し合っています。
可愛らしい動物が登場してなんだかほっこり。小1の息子にも分かりやすかったようです!
スイッチングシアターの次は広い展示室へ。
こちらには埼玉県内で発生した過去の災害の記録、防災が起こったときの行動をクイズ形式で診断したり、防災体験コーナーがあります。
地震体験コーナー
地震体験コーナーは囲いの中に入り、震度3から震度7までの揺れが体験できます。
年齢制限はないので0歳から体験が可能ですが、大きい揺れに驚いてしまう可能性もあるのでお子さんによっては注意が必要そうです。
日常生活が映し出された映像を見ながら、グラグラと激しい揺れ・・・!
2011年に発生した東日本大震災の震度7の揺れを体験しましたが、まるでアトラクションのよう!もし、これが自宅だったらと思うと恐ろしい・・・。
煙体験コーナー
煙が充満した部屋を歩いて辿ります。煙が発生しますが、もちろん体験用の煙。かすかに甘い香りがして吸っても問題ありません。年齢制限はないので0歳から体験が可能です。
遊園地のお化け屋敷のように狭い部屋を歩くのですが、煙に囲まれてよく前が見えませんでした。本物の火事だったらパニックになってしまいそう・・・!
暴風体験コーナー
最大風速30メートルの風を体験することができます。こちらは小学1年生以上が体験できます。
体は飛ばされないものの、前に進むことができないほどの風力・・・!
消火体験コーナー
訓練用の消化器を使用し、消化器の使い方や火を早く消すコツを学びます。こちらは小学4年生から体験が可能です。
消化器を使用する機会は滅多にないので、使用方法を知るのは大事ですね!いざというときに使えるようにしておきたいものです。
2階は備えについて学べる
災害用の備蓄品はどんなものが必要なのか、実際に災害が発生した時の行動についてなどを紹介しています。
スーパーやコンビニでも手軽に手に入る市販の非常食。いざという時のためにストックしておくのがいいですよね。
乳幼児の必要なものや食べる物も紹介されています。オムツ、ミルク、離乳食など、赤赤ちゃんグッズは手に入りにくいものが多い。
災害時に電話をかけてメッセージが登録できる災害用連絡のシュミレータがありました。番号は171。覚えておくと便利です!
子どもにも分かりやすいようにすごろくの展示もあります。災害時の行動を遊びながら学ぶことができました。
今回、体験や見学を通して災害時に備える意識の低さを実感。家族で災害時のことを話すきっかけになりました。
入館無料で災害体験や防災についてこれだけの知識が得られたら、心強いはず。いざというときのために訪れたい、おすすめの施設でした!
雨の日や夏休みに使える!子どもが遊べる場所の記事
「埼玉北部のさんぽみち」では、他にも子どもが遊べる場所を紹介しています。実際に訪れた感想、施設の様子を写真付きで紹介していますので、お出かけの参考にしてみてください。