深谷市にある「深谷テラスパーク」は2022年5月28日(土)に開業。
広大な園内に子どもから大人まで楽しめるスポットが詰まった、新しい観光スポットです。
メディア向け内覧会の様子を取材してきましたので、お出かけの参考にしてみてください。
目次
深谷と県北地域の農業・観光に触れられる!深谷テラスパーク
深谷テラスパークは、まち全体が観光・野菜を楽しめる情報発信拠点と広域的(深谷市・県北・秩父地域)な資源の交流・連携機能を担う場として設置されました。
深谷市が設置者となり、民間企業4社が共同で運営されます。

設備コンセプトは「緑あふれる瀟洒(しょうしゃ)な空間」。(瀟洒とは、おしゃれで洗練されている様子のこと)

深谷テラスパークは、円形広場や大型遊具、じゃぶじゃぶ池、デジタルサイネージを設置した管理棟から成り立っています。
円形広場

5月29日(日)オープン予定のヤサイな仲間たちファームとの間にあるのが円形広場。
広場ではお花の教室やキッチンカーの飲食サービス、体験型防災イベントなどを予定しています。
管理棟

管理棟は農業・観光の情報発信や遊び機能を集約した、テラスパーク唯一の建物。1階と2階のテラスが利用できます。

屋外には大型LEDサイネージを設置。まちのPR動画やゲーム形式などのコンテンツが搭載され、随時流れるようになっています。

1階室内には休憩用のイス・テーブルやトイレ、授乳スペース、おむつ交換台、ミルク用のお湯が用意されています。

55インチを4面つなげたマルチモニターでは、深谷の魅力を発信。
深谷レンガ探訪や深谷ポタリング、ゆりの街深谷などのメニューを選ぶと、市内の街歩きや農業が疑似体験できます。


ファームシティ深谷では畑で育った野菜を虫目線で見られるなど、大人も子どもも楽しいバーチャルの世界を堪能できます。

操作はパネルに直接触れず、手をかざした状態(非接触)で動かせます。感染対策を考慮した対応とのことで、利用者も比較的安心です。
パノラマデッキ

管理棟屋上には、秩父・群馬方面の山々を一望できるパノラマデッキを設置。
この日は曇りで見えませんでしたが、景色の案内版には上毛三山(赤城・榛名・妙義)、草津白根山、浅間山などの山々が記載されています。快晴時には雄大な景色が期待できそうです!

北側には、シックな佇まいのヤサイな仲間たちファームが完成間近でした。
大型遊具

南側には未就学児向け(3〜6歳)と就学児向け(6〜12歳)の2つの立派な遊具が並びます。
就学児向けの大型遊具は高さ最高8m、長短のすべり台がいくつも伸び、迫力満点!
年齢別で遊具が分かれているので、外遊びを始めた小さい子も安心して過ごせそうです。

遊具は深谷市で収穫される野菜や果物をモチーフにしています。
ふっかちゃんをあしらったバスケットには、ネギ・トマト・とうもろこし。白なすやきゅうり、ブロッコリー、埼玉県オリジナル品種の丸系八つ頭まで!
ベジタブルマーケットランドのネーミングも納得ですね。

未就学児用の遊具には深谷市の花、チューリップが遠くからも目立つポイントとなっていました。
ふっかちゃんの案内版はネギの形、屋根には葉っぱが付くなど、遊具にあしらわれた野菜や花を見つけるのも楽しそうです。
水景施設(じゃぶじゃぶ池)

遊具の隣には水遊びができる「じゃぶじゃぶ池」を設置。全長約40mで滝・流れ・噴水と形を変え、子どもたちを楽しませてくれそうです。
流水の様子を動画で紹介しています。



他にも、バーベーキューや多目的利用できるデッキ広場や調整池広場なども用意されています。(バーベキューの食材提供サービスは検討中)
深谷市の農業と観光を融合した、新スポット深谷テラスパーク。4月15日のプレオープン、5月28日のグランドオープンが楽しみです。
深谷テラスパーク施設情報
- 住所:埼玉県深谷市黒田41
- プレオープン:2022年4月15日(金)
- グランドオープン:2022年5月28日(土)
- 面積:約38,300㎡
- 電車でのアクセス:秩父鉄道ふかや花園駅から徒歩3分
- 車でのアクセス:関越自動車道花園ICから5分