群馬県館林市の「向井千秋記念子ども科学館」へ小学生の子どもを連れて行ってきました!
向井千秋さんといえば、館林市出身の日本人女性初の宇宙飛行士。
向井千秋記念子ども科学館は、向井さんが1994年と1998年にスペースシャトルに搭乗した記念として設立されたそうです。
展示物や体験設備が多く、プラネタリウムや月の重力体験のムーンウォーカーもあります。子どもの遊び場にはぴったり。
施設の様子や利用した感想を紹介していきます。
目次
向井千秋記念子ども科学館へのアクセス
向井千秋記念子ども科学館は館林市の中心部、市役所やつつじが岡公園の近くにあります。
駐車場は記念館からすぐの「尾曳(おびき)駐車場」が利用できます。駐車料金はかかりません。
向井千秋記念子ども科学館の入館料
中学生以下は無料。高校生以上は300円です。
- 幼児(未就学児):無料
- 子ども(小・中学生):無料
- 大人(高校生以上):320円(団体250円)
入館無料日
入館無料日が設定されています!ぜひ覚えておきたいですね。
- 毎月第1日曜日(群馬県「家庭の日」)
- 10月28日(群馬県民の日)
向井千秋記念子ども科学館の施設内
入館料は1階の券売機で支払い、受付へ出すことになっています。
吹き抜けの広いエントランスでは、向井千秋さんの映像が流れ、自らの生い立ちや宇宙への夢、子ども達へのメッセージが語られていました。見学前に見るのがおすすめです。
日付入りの来館記念のパネル。撮影しておくと記念になりますね。
1階では実験装置や模型の観察の世界
1階は展示装置があり、見たり触ったり多くの体験ができます。写真はパイプオルガンの音の高さはどのように変わるのかを学べます。
こちらは塩ビパイプで作ったマリンバ。ドレミ・・・の音が出るので簡単な曲を演奏することも!
こちらは自転車を漕いで発電し、模型の電車を走らせてみようという実験。自転車のライトを点灯するのと同じしくみですね。
自転車を漕ぐと電車の模型が走り出します!子どもたちに人気で、自転車の順番待ちをしているほど。
ムーンウォーカー体験
1階でひときわ大きな装置がムーンウォーカーです。月ではどんなふうに歩いたり、ジャンプするのかを体験できます。月での重力は地球の6分の1だそうです。
ムーンウォーカーを体験できるのは、身長110cm以上、体重70kg未満と決められています。年齢制限はありません。私も体験してきました!
ヘルメットをかぶり、ベルトで固定して歩きます。6分の1の重力なので、いつものように上手く歩けず、ふわっと浮き常にジャンプの状態。貴重な体験ができました!
2階は向井千秋さんと宇宙のコーナー
1階を見学したら2階へ。階段かエレベーターを使って上がります。
2階では向井千秋さんの生い立ち、宇宙飛行士としての活躍、現在の向井さんの様子が写真とともに、展示されています。
向井さんと一緒に宇宙飛行をしたクルーの写真。
向井千秋さんは外科医でもあり、あの石原裕次郎が解離性大動脈瘤で入院した際の担当医の一人だったそうです。
石原裕次郎から向井さんへ贈られたサイン入りのレコードも展示されていました。
スペースシャトルの船内の様子。食事や過ごし方など、気になりますよね。
アメリカのスペースシャトル!40分の1の模型です。
宇宙飛行士として活躍する向井千秋さん。貴重な写真や資料が間近で見られるので、非常に興味深いです。
現在の向井さんは、東京理科大学特任副学長、宇宙航空研究開発機構(JAXA)特別参与として、活躍されています。
他にも2階では、科学の原理や法則が体験できます。こちらは機械のしくみがわかる、オルゴールの実験装置。
館林にあった、個人所有の飛行場「大西飛行場」で飛んでいた「スバルプレン」。
スバルの1,000ccエンジンで、迫力があり写真撮影している人が多かったです。
白衣を着て、科学者気分になってみるのも楽しそう・・・!黒板には元素記号の一覧表や著名博士の写真なども。
向井千秋記念子ども科学館ではイベント・企画展が開催!
定期的にイベントが開催されています。子どもと一緒に参加してきました!
傘ふくろで作るロケット、折り紙のくるくるくらげ、紙ひこうきを作りました。
参加費は各50円。イベント内容は毎回異なるようです。
訪れた時の企画展は「宇宙のお仕事大調査ー宇宙飛行士とISSー」。
宇宙飛行士とはどんなお仕事?宇宙飛行士になるためには?宇宙飛行士になるにはどんな試験を受けるのか?など、じっくり読んで親子で勉強になる内容でした。夏休みの自由研究にも参考になりそうです。
国際宇宙ステーション(ISS)での生活も気になりますよね。毎日どれくらい働くのか?お休みの日は?など、ちょっとした疑問にも答えいます。
毎日の勤務は約5〜6時間、休日は週に2日(土日)と祝日だそうですよ。
イベントの更に詳しい情報は、公式サイトで確認してみてください。
向井千秋記念子ども科学館のプラネタリウム
向井千秋記念子ども科学館では、プラネタリウムの設備があります。
公式サイトによるとプラネタリウムの投影時間は、土日祝日に1日5回。平日は団体客専用となっています。ただし、春休み・夏休み中は平日でも、個人客でも観覧可能です。
プラネタリウムは1階の入口近くです。
プラネタリウム拝観料
プラネタリウムを利用する際には、入館料とは別に料金が発生します。
- 幼児(未就学児):無料
- 子ども(小・中学生):210円(団体170円)
- 大人(高校生以上):540円(団体430円)
券売機でチケットを購入します。内容は「ドラえもん」などの子ども向けと、一般向けがあります。
上映時間になったら、プラネタリウムの入口付近へ並んで待ちます。
向井千秋記念子ども科学館のお土産ショップ
1階にはお土産ショップがあります。来館の記念に何か購入するのもよさそうですね。
中でも、おもしろそうだったのが宇宙食!実際にスペースシャトルで食べられるものだそうです。
チキンライス、たこ焼き、エビグラタン、チョコレートケーキ、バニラアイスなどが販売されています。
宇宙に興味を持ち始めた小学生の息子はかなり楽しかったようで、なかなか帰ろうとしないほど。毎月何かしらのイベントが開催されていますので、また来館してみようと思います。
雨の日や夏休みに使える!子どもが遊べる場所の記事
「埼玉北部のさんぽみち」では、他にも子どもが遊べる場所を紹介しています。実際に訪れた感想、施設の様子を写真付きで紹介していますので、お出かけの参考にしてみてくださいね。
向井千秋記念子ども科学館 施設情報
- 住所:群馬県館林市城町2−2
- 電話:0276-75-1515
- 開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:毎週月曜/祝日の翌日/年末年始/設備の点検等
- 公式サイト:向井千秋記念子ども科学館公式サイト