嵐山町にある鬼鎮(きぢん)神社は鬼をまつる神社。全国に鬼をまつる神社は4つあり、関東では鬼鎮神社だけです。
そんな珍しい鬼鎮神社を紹介しています。
鬼鎮神社について
鬼鎮神社は嵐山町川島に位置しています。
- 住所:埼玉県比企郡嵐山町川島1898
- 電話番号:0493-62-2131
嵐山町公式サイトでは以下のように紹介されています。
節分では「鬼は外、福は内」ではなく、「福は内、鬼は内、悪魔そと」のかけ声だそうです!
川島地区の鬼鎮(きぢん)神社は、鬼を大切にしているとても珍しい神社です。2月3日の節分祭では、「福は内、鬼は内、悪魔そと」という一風変わった掛け声が聞かれます。
神社の由来については諸説ありますが、畠山重忠が菅谷に館を築く際に、館の北東の方角に位置する場所に鬼門封じのために築いたとも言われています。強い鬼に厄災から守ってもらおうと、赤鬼と青鬼が登場する節分祭には、遠方からも多くの観光客が訪れます。
また、強い鬼に守ってもらいたいという願いから、勝負のときなどに訪れることも多かったようです。鬼には金棒ということで、金棒を奉納する人々によって賑わいを見せ、かつては神社の社の周辺には壁一面に奉納された金棒がありました。江戸時代には参拝者が後を立たなかったようで、町内にある石造物には神社の方向を示す道標となっているものがあり、神社の近くには金棒専門の鍛冶屋さんがあったと伝わります。戦時中には軍人や家族が、最近では合格を祈願する沢山の受験生が姿を見せます。
嵐山町公式サイト「福は内、鬼は内、悪魔そと」
参道
狛犬
本殿
本殿には赤鬼、青鬼が飾られまさに鬼が主役の神社。鬼の強さや怖いパワーが授かれそうです。
社務所にはお守りやおみくじ、絵馬の対応をしています。御朱印はありませんでした。
お守りや絵馬などは鬼にちなんだ絵柄を揃えています。おみくじも鬼のイラストです。
鬼が描かれた鏡が設置されています。
鬼グッズが揃っていますが、特に驚いたのは地獄の拷問具といわれる金棒がずらり!何本も置かれちょっと奇妙な光景でした。
ことわざ「鬼に金棒」にちなんでいるのかな?鉄なので持ち上げるとかなり重いです。
鬼鎮神社の御朱印は武蔵嵐山駅で
鬼鎮神社の御朱印は武蔵嵐山駅西口にある観光案内所「嵐山町ステーションプラザ嵐なび(らんなび)」で授与できます。1枚300円。
- 住所:埼玉県嵐山町大字菅谷100-4
- 電話番号:0493-62-8730
- 営業時間:9:00〜16:45
- 定休日:年末年始(12月29日~1月3日)