以前から気になっていた東松山市の和菓子店「富久屋(ふくや)」へ行ってきました。
市外に住む私も知っているほど、東松山では有名な和菓子店。店舗の様子や和菓子をご紹介します。
富久屋について
東松山市役所近くに本店を構える明治45年創業の「富久屋(ふくや)」です。
通りすがりに思わず振り向いてしまうほど趣のある建物が特徴的です。本店前の道路は一方通行になっているので、車で行く際には注意してくださいね。
他に支店は3か所。東松山市松本町(本店から車で約10分)、朝霞市、JR荻窪駅のルミネ内にあります。
富久屋の一番人気は「牡丹だんご」。店員さんによると、東松山市の観光スポット「箭弓(やきゅう)稲荷神社ぼたん園」で毎年開花している牡丹の花からとったネーミングだそう。味はみたらし、ごまだれ、揚げ醤油の3種類です。
富久屋の和菓子
牡丹だんご みたらし
包装紙に書かれた「箭弓(やきゅう)さま」とはぼたん園のある「箭弓稲荷神社」の愛称です。
串に2つ刺さった、少し大きめのみたらし団子です。牡丹の花を連想してこの大きさなんだそう。
かじってみると、なかにはあんこが!知らないで食べたので、ちょっとびっくり。みたらしのタレとあんこが口の中で一体となり、意外とイケます。甘さがあるのでお茶と一緒にスッキリと食べたいところ。
餅は歯でスッと切れるほど柔らかいです。その分、食べているうちにだんごが串から落ちそうになるので注意が必要かも。
水無月
季節限定の和菓子。この日は6月30日ということで、水無月を食べてみました。
水無月とは、白いういろうの上面に甘い小豆をのせ、三角形に切り分けたもの。京都では1年の残り半分、6月30日に無病息災を祈念してこれを食べる風習があります。
埼玉ではあまり馴染みがないんですが、和菓子を食べる風習があるならぜひ食べよう!と。ういろうすら、食べたことが無かったんですがムチッとした弾力とほくっとした小豆の食感がとてもよく合います。
他にも、夏にぴったりな「水まんじゅう」、あんずが丸ごと入った「あんず大福」など気になる季節の和菓子も店頭に並んでいました。気になる和菓子がたくさん・・・!
また、併設するカフェ「おこわと甘味 花ス五六(はなすごろく)」と併せて立ち寄るのもおすすめです。
富久屋 春秋庵本店 店舗情報
- 住所:埼玉県東松山市松葉町1-11-14
- 電話:0493-25-0298
- 営業時間:9:30~19:00
- 定休日:基本不定休、臨時休業日有
- 駐車場:店舗横に4台くらい
- 公式HP:http://wagashi-fukuya.com/