東松山市の和菓子店「富久屋(ふくや)」と併設のカフェ「おこわと甘味 花ス五六(はなすごろく)」へ行ってきました。
富久屋は市外に住む私も知っているほど、東松山では有名な老舗和菓子店です。
店舗の様子をご紹介していきます。
目次
富久屋本店について
富久屋は東松山市に明治45年創業の和菓子店。販売店は全4店舗(埼玉県3店舗、東京都1店舗)構えています。
東松山市松葉町にある富久屋本店にはカフェ「おこわと甘味 花ス五六(はなすごろく)」が併設されています。
富久屋本店は築100年以上という、思わず立ち止まってしまうほど趣のある建物です。
前の道路は一方通行になっているので、車で行く際にはご注意ください。
富久屋本店の営業時間は9:30〜19:00、花ス五六は11:30〜16:30。休みは不定休です。
富久屋といえば、一番人気は「牡丹だんご」。
東松山市の観光スポット「箭弓(やきゅう)稲荷神社ぼたん園」で開花する牡丹にちなんでいるそうです。味はみたらし、ごまだれ、揚げ醤油の3種類です。
富久屋の和菓子を食べてみた
和菓子を食べた感想を紹介していきます。
牡丹だんごみたらし
包装紙に書かれた「箭弓(やきゅう)さま」とはぼたん園のある「箭弓稲荷神社」の愛称です。
串に2つ刺さった、少し大きめのみたらし団子です。牡丹の花を連想してこの大きさなんだそう。
かじってみると、なかにはあんこが!知らないで食べたので、ちょっとびっくり。みたらしのタレとあんこが口の中で一体となり、意外とイケます。甘さがあるのでお茶と一緒にスッキリと食べたいところ。
餅は歯でスッと切れるほど柔らかいです。その分、食べているうちにだんごが串から落ちそうになるので注意が必要かも。
水無月
季節限定の和菓子。この日は6月30日ということで、水無月を食べてみました。
水無月とは、白いういろうの上面に甘い小豆をのせ、三角形に切り分けたもの。京都では1年の残り半分、6月30日に無病息災を祈念してこれを食べる風習があります。
埼玉ではあまり馴染みがないんですが、和菓子を食べる風習があるならぜひ食べよう!と。ういろうすら、食べたことが無かったんですがムチッとした弾力とほくっとした小豆の食感がとてもよく合います。
他にも、夏にぴったりな「水まんじゅう」、あんずが丸ごと入った「あんず大福」など気になる季節の和菓子も店頭に並んでいました。気になる和菓子がたくさん。
富久屋 春秋庵本店 店舗情報
- 住所:埼玉県東松山市松葉町1-11-14
- 電話:0493-25-0298
- 営業時間:9:30~19:00
- 定休日:基本不定休、臨時休業日有
- 駐車場:店舗横に4台ほど
おこわと甘味 花ス五六の店内
続いては富久屋本店隣のカフェ「おこわと甘味 花ス五六」を紹介します。
富久屋の入口とは別です。花ス五六の壁には牡丹が大きく描かれ和モダンな雰囲気に包まれています。
入口にはメニューの看板が置かれています。
暖簾をくぐり進むと、緑に囲まれた石畳の中庭が表れます。富久屋本店とは異なる洋風の店内です。
ガラス戸で仕切られた反対側には室内のカフェスペースが広がります。中庭を眺められる形になっています。
室内には2人がけのテーブルが20席ほど。大人数の場合はテーブルを移動できるようになっていました。
花ス五六の和スイーツを堪能!
花ス五六でお茶をしてきました♪
かき氷 極上あんず
暑い日だったのでかき氷を注文したのですが、大人の顔が隠れるほどの大きさでびっくり!
氷の上には一粒大のあんずの甘露煮が4個も。甘酸っぱさが絶妙であんずだけおかわりしたくなるようなおいしさです。
別容器に添えられたシロップで甘さの調節が可能。キーンと冷えた氷で喉が潤います。
抹茶くず餅
見た目も涼しげなデザート。ひんやりつるん、と喉ごしがよくていくつでも食べられそう。まさに夏に食べたい甘味。程よく柔らかい小豆がくず餅にも合います。
おこわと甘味 花ス五六 店舗情報
- 住所:埼玉県東松山市松葉町1-11-14(富久屋春秋庵本店となり)
- 電話:0493-22-0817
- 営業時間:11:30~16:30(L.O16:00)
- 平日ランチタイム:11:30〜14:30
- 定休日:基本不定休、臨時休業日有
- 駐車場:店舗横に4台ほど