鴻巣の総鎮守「鴻神社」安産祈願やこうのとり伝説で有名な神社

鴻巣市・鴻神社の参道

鴻神社(こうじんじゃ)は、地名由来のひとつ「こうのとり伝説」を現代に伝える総鎮守。

雷電社、熊野社、氷川社を合祀して鴻三社となったのがはじまりです。その後明治35年頃に多くの社を合祀して鴻神社となりました。

子授けや安産、縁結びのご利益があること有名で多くの人が訪れています。

鴻神社の歴史や由緒について

鴻神社はJR鴻巣駅東口から徒歩8分ほどの中山道沿いにあります。

鴻巣市・鴻神社の参道

中山道からは大鳥居と参道の奥に本殿が見えます。春になると参道のソメイヨシノが咲き、幻想的な雰囲気です。

鴻巣市「鴻神社」由緒・歴史

参道を進むと鴻神社の御由緒や御祭神、御祭日などが記された看板が立っています。

鴻巣市「鴻神社」の歴史

鴻神社は明治6年に三か所の神社(氷川社・熊野社・竹ノ森雷電社)を合祀し鴻三社としたのが最初です。現在地にもともとあったのは竹ノ森雷電社。

明治35年から日枝神社、東照宮、大花稲荷社、八幡神社を合祀し、明治40年に社号が鴻神社となり現在に至ります。

鴻巣市「鴻神社」氷川社縁起

氷川社は現在の鴻巣市宮地5丁目にあった古社。祭神はスサノオノミコト。

こうのとりが卵を狙う大蛇を撃退したという「こうのとり伝説」から、災難除け・厄除け・方位除け・縁結び・家内安全・子授け(子宝)・安産・交通安全に特にご利益がある社として崇敬されています。

鴻巣市「鴻神社」熊野社縁起

熊野社は現在の鴻巣市宮地一丁目にあった神社で祭神はハヤタマノオノミコト。社運隆昌・成長発展・病気平癒にご利益があります。

鴻巣市「鴻神社」雷電社縁起

雷電社は現在地に鎮座していた巨木と竹林により囲まれた古社。竹林が多かったところから竹の森雷電社と呼ばれていたとのこと。雷除け・鬼門除け・方位除け・災難除けにご利益があります。

鴻神社の境内

鴻巣市「鴻神社」手水舎

鴻神社の手水舎。

鴻巣市「鴻神社」本殿

ご祈願の内容は、子授け祈願、子宝祈願、安産祈願、初宮参り、病気平癒祈願、初山祈願など。

鴻巣市「鴻神社」鴻の宮

境内にはたくさんの鳥居があり御利益が感じられます。なでると子授けや安産の御利益があるとされている御神卵やコウノトリの石像も。

鴻巣市「鴻神社」三狐稲荷神社

三狐稲荷神社(さんこいなりじんじゃ)はもともと、鴻巣市内の旧家にあった稲荷で天狐、地狐、人狐の三狐をまつるお稲荷様。恋愛・結婚・受験・就職・人間関係など良縁を結び、賭け事・病気・トラブル・悪い人間関係など悪縁を断つという御利益があります。

鴻巣市「鴻神社」夫婦銀杏

社殿の両脇には「夫婦銀杏(めおといちょう)」。樹齢500年以上のイチョウの雄木と雌木で夫婦円満・健康長寿・子授け安産のご神体として親しまれています。

鴻巣市「鴻神社」お願いたまご納所

夫婦銀杏のふもとには、こうのとりのたまごお守を納める小さなお社があります。

鴻巣市「鴻神社」子授け安産

日本では希少種のひとつで絶滅危惧II類に指定された、なんじゃもんじゃの木が植えられています。毎年ゴールデンウィークの時期に白い花を咲かせ雪に覆われたような景色が見られるとのこと。

なんじゃもんじゃの木の下には大花稲荷が祀られ、願い事はなんじゃとお願いを聞いてくれるといわれています。

鴻神社の駐車場

敷地内に参拝者用の駐車場が用意されています。

鴻巣市「鴻神社」駐車場

5、6台の駐車スペースがあります。JR鴻巣駅東口から徒歩8分ほどなので、電車と徒歩で行くのもおすすめです。

鴻神社 施設情報

  • 住所:埼玉県鴻巣市本宮町1-9
  • 電話番号:048-542-7293
  • 電車でのアクセス:JR鴻巣駅東口から徒歩8分
  • 車でのアクセス:圏央道「桶川加納IC」から約20分
  • 駐車場:あり(無料)
  • 公式サイト:鴻神社

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