川越市に天然温泉・岩盤浴・サウナ・グルメが楽しめる、日帰りスーパー銭湯『小江戸温泉KASHIBA(カシバ)』がオープンしました。
記事ではメディア内覧会の様子を紹介しています。ぜひ、おでかけの参考にしてみてください♪
目次
小江戸温泉KASHIBA(カシバ) 場所・アクセス
小江戸温泉KASHIBAがあるのは、川越市松郷の伊佐沼通り沿い。近くには伊佐沼公園や川越運動公園があります。

駐車場は建物前に292台、無料で利用できます。

自転車・バイクの駐輪場は建物南側に約30台、無料です。
小江戸温泉KASHIBAの大浴場


脱衣所には上下2段のロッカー。受付で配布された指定のロッカー番号を利用します。
洗面台にはドライヤーが設置されています。

ドリンクとアメニティの自販機が設置されています。
アメニティの価格はフェイスタオル、ボディタオル、歯ブラシ、カミソリ(全て100円)、バスタオル(400円)でした。手ぶらで訪れても安心です。

浴室は地下1,500mから湧き出るpH7.5値(低張性弱アルカリ性低温線)の天然温泉をはじめ、オートロウリュ付きサウナ、9種のお風呂、4種の岩を使用した岩盤浴を完備しています。
入浴料金大人750円(土日祝は850円)で全て利用可能です。
大浴場

室内には天然温泉のほか、炭酸泉・電気風呂・シルク湯・ジェットバスなど、さまざまな浴槽を楽しめます。
天然温泉はきりきず・冷え性・うつ状態・皮膚乾燥症に効能が期待できるそう。


子ども用のイスと桶が用意されているので、子連れで過ごしやすい環境です。
男湯はアンパンマン、女湯はすみっコぐらしのデザインでしたよ。




露天風呂では、壺湯・寝湯・ジェットバス・四季の湯・テレビ付きの子ども風呂と、バラエティ豊かに揃っていました。
子ども風呂は水深40㎝なので、おすわりできる乳幼児や小さい子どもに配慮されています。さまざまな種類のお湯に浸かり、日ごろの疲れが癒せそうです。
サウナ・オートロウリュウ

最大24名が収納可能、4段の高低差がある大型サウナ。
室内に入り腰を掛けると、足を伸ばして広々と過ごせます。テレビ付きでゆったり、じんわり汗がかけそうです。

サウナ愛好家にうれしいオートロウリュウが設置され、1時間に2回ほど稼働します。
サウナから3歩の場所には水風呂が用意されています。

露天風呂にはビーチチェアが置かれ、ほてった体を休ませるのにぴったり。サウナ後は外気浴もできますよ。
岩盤浴

岩盤浴エリアでは、4つの異なる石を使用した岩盤浴室を設置。
それぞれの浴室により美肌効果や老化防止、新陳代謝促進、疲労回復など異なる効能を持っているので、気分や体調に合わせて利用できます。


岩盤浴で温まった後はクールダウンさせるための「涼間(りょうのま)」へ。体を引き締め、肌の活性化が期待できるといわれています。
レストラン「江戸の台所」
「江戸の台所」は和食をベースにしたレストラン。店名は“江戸の台所“と呼ばれ、商人の町として繁栄した川越の別名より命名しました。



店内はテーブル・掘りごたつ式のお座敷・カウンターなど、人数や気分に合わせて利用できます。

地元で採れた旬の食材を活かした定食や丼物、麺類から一品ものまで、レパートリー豊富な料理を提供。
ビールや日本酒、おつまみもあるので温泉で乾いた喉を潤しながら、ゆっくりくつろげる空間となっています。
江戸の台所メニュー










カフェ「十三里」
江戸時代、川越から運ばれていたさつまいもは、江戸の人々の焼き芋ブームを支えたと言われています。
当時の庶民の間でいわれた流行言葉「九里よりうまい十三里」(江戸から川越までの距離が十三里だったことと九里=栗をかけた駄洒落)から命名したそう。

「十三里」は、川越の名物であるさつまいもにフォーカスしたカフェ。
カップに入ったさつまいものチップス・パフェブリュレ・スムージーなど、さつまいもづくしのスイーツを提供しています。

お風呂上がりにうれしい爽やかなドリンクも用意していますよ。
十三里メニュー

充実の休憩処でまったり
お風呂で温まり、食事をした後はひとやすみ。KASHIBAの休憩エリアでゆっくり過ごしてみてください。

レストランの先に位置する休憩処には、大広間にクッションと秘密基地のような個室ブースが用意されています。

はしごを登り、2階のブースで寝転んでみました!大人1人なら余裕でゴロゴロできる広さです。
身長170cmの私が寝転ぶと写真のような感じ。外まで足がはみ出ず、長さに余裕があります。

隣の部屋にはテレビ付きのリクライニングチェアが12台。
漫画・PCコーナー

棚一面にずらりと並んだ漫画は自由に読めます。コミックは3ヶ月に1回入れ替わります。

漫画コーナー近くには、無料で利用できるPCスペースを完備。館内は無料Wi-Fiが飛んでいるので、パソコンを持参して作業も可能です。

至るところにイスやソファが置かれているので、サッと座れて休めるのもうれしい。
川越文化を感じられる館内デザイン
地元密着型の温浴施設として、川越の文化を館内にいるだけで感じられる施設づくりをしています。

暖簾には川越の伝統的な織物である川越唐桟を使用。川越唐桟は、江戸末期から明治期流行した木綿織物で、木綿でありながら、絹のような風合いを持つ織物として人気があります。




館内の壁面イラストには、人気イラストレーター山田全自動氏を起用。施設の至るところに、江戸庶民が浮世絵風のタッチで生き生きと描かれています。

小江戸温泉KASHIBA(カシバ)という、施設名は新河岸川の河岸場(かしば)から命名。
江戸時代、新河岸川には日に80隻近くの船が行き来し、荷物や人の乗り降りで賑わう土地でした。川越が「小江戸」や「江戸の台所」と呼ばれたのは、新河岸川での舟運が街の反映に大きく寄与したことに由来しています。
新河岸川の河岸場のように街に愛され、街の象徴になればと願いをこめられています。

見学を終えて、入浴料金(大人750円、土日祝は850円)1,000円以内で収まり、とてもお得感があるなと思いました。岩盤浴は別料金の施設が多い中、料金込みなのがうれしいですね。
時間制限がないので、レストランやカフェでお腹を満たし、漫画を読んで1日ゆっくり過ごすプランもおすすめ。
川越の人気スポットとなりそうな小江戸温泉KASHIBAでした。
小江戸温泉KASHIBA 施設情報
- 住所:埼玉県川越市松郷1313-1
- 電話:049-277-4126
- 営業時間:湯処9:00~24:00 /岩盤浴9:00~23:00/味処11:00~22:00/リラクゼーション11:00~23:00
- 駐車場 :292台
- 駐輪場 :約30台
- 料金:大人(中学生以上)750円、土日祝850円/小人(4歳~小学生)400円/乳幼児(4歳未満)200円
- ※料金に岩盤浴の利用も含む
- ※小学生以下は岩盤浴利用不可
- ※大人はGW、年末年始、特別連休等土日祝の入浴料金